~ すいか ~
スイカは実は、常温保存が理想のフルーツ。冷やしすぎてしまうと、甘みが落ちておいしさが損なわれてしまいます。スイカの甘みをもっとも感じる温度は15℃前後。冷やすときは、8℃以下にならないようにするとおいしくいただけます。
---------------------------
常温での保存方法
---------------------------
保存方法はとても簡単。何もかぶせずそのままの状態で、直射日光を避けて風通しのよい涼しい場所で保存しましょう。
また、丸ごとなら食べる2~3時間前に冷やせばさらにおいしく食べられます。大きなボウルにスイカを入れたら布巾をかぶせ、その上から少しずつ水道水をかけ冷やしましょう。この方法がいちばんおいしくスイカを食べられるとも言われています。
◎常温での日持ちについて
よく似た見た目のメロンとは異なり、スイカは追熟する果実ではありません。保存の時間が長ければ長いほど、特有のシャリシャリ感がなくなり、果肉が劣化します。常温保存での賞味期限は、2週間程度を目安にするとよいでしょう。
---------------------------
冷蔵保存
---------------------------
■カットした場合
スイカは、一旦カットすると鮮度や味が落ちやすいため冷蔵保存が最適。カットした皮付きのスイカを冷蔵保存するときは、乾燥や酸化を防ぐのが大切です。切り口にラップをぴったり密着させて包みましょう。冷蔵庫の野菜室で保存してください。
■冷蔵したスイカの賞味期限は?
冷蔵保存したスイカは、乾燥しやすく味が落ちやすいです。冷蔵庫で2〜3日保存可能ですが、できるだけ早めに食べるようにしてくださいね。
---------------------------
冷凍保存
---------------------------
スイカを冷凍保存するときには、まず食べやすい大きさになるように、ひと口大くらいにカットします。皮と種を取り除いたら、軽く砂糖をまぶしましょう。砂糖をまぶしておくと、解凍する際に薄れる甘味を補うことができ、おいしく食べられますよ。小分けしてラップで包みフリーザーバッグに入れます。空気を抜いてぴったりと口を閉めて冷凍保存をしましょう。
■冷凍したスイカの解凍方法
上手に保存してスイカをもっと美味しく!
夏の風物詩のひとつでもあるスイカ。上手に保存すれば、長くおいしく食べられます。カットするかどうか、またシャーベットやスムージーに使うかどうかでも、適切な保存方法は異なります。
丸ごと保存したり、食べやすくカットして保存したり。お子さんがたくさん集まる日には、シャーベットをたっぷり用意しておいてもよいですね。スイカを上手に保存して、よりおいしく味わってください。