~ 梨 ~
梨の保存方法
梨はデリケートで傷みやすく、あまり長持ちしない果物。水分をたっぷりと含んでいるので、乾燥するとすぐに鮮度が落ちてしまいます。当店より届いたらできるだけ早く食べる方がおすすめです!
①すぐに食べる場合
購入して1~2日で食べ場合、直射日光の当たらない冷暗所に置いておきます。ポリ袋に入れるか、新聞紙で包んでからポリ袋に入れて保存しましょう。食べる少し前に冷蔵庫で冷やすとおいしく味わえます。ただし冷やし過ぎると甘味の感じ方が薄れてしまうことがあるので、冷蔵時間は2時間くらいがおすすめです。気温の高い時期や適当な冷暗所がない場合は、冷蔵庫の野菜室に入れておくと安心です。また半分にカットした梨は、ラップでしっかりと包んで冷蔵保存して、翌日には食べきるようにしましょう。
②数日保存する場合
気温が比較的高い時期に3日以上保存するなら、冷蔵保存がおすすめです。果実が乾燥して水分が失われないよう、新聞紙などで1玉ずつ包んでからポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室へ入れてください。状態がよければ1週間くらいは日持ちします。この場合、食べるちょっと前に冷蔵庫から出しておくとよいでしょう。
食べる順番のポイント!
量が多くてすぐに食べ切れない場合は、保存している梨の消費順もポイントです。「豊水」や「南水」などの赤梨は、果皮が緑っぽいものよりも赤みが強いほうが熟しています。そのため熟度の進んだ赤いものから食べていきましょう。また「二十世紀」などの青梨は、緑よりも黄色みがかったほうが熟しているので、そのような果実から先に食べていきます。ちなみに完熟すると果皮のザラザラ感が減っていくので、色味が同じくらいならザラザラが少ないものから消費していくとよいでしょう。
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冷蔵保存方法
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<丸ごと保存する場合>
冷蔵庫で保存する場合も、乾燥に注意が必要。
梨は洗わず、ペーパータオルで1つずつ包み、その上からラップで包みましょう。ポリ袋に入れて口を閉じ、野菜室へ入れたら完了です。
ポリ袋には、梨を複数入れてもOK。このとき、梨のヘタを下向きにしておくのがポイント。
梨は上部から呼吸するので、ヘタを下向きにすることで呼吸が抑えられ、鮮度が落ちるのをゆるやかにしてくれます。
2〜3日に一度は梨の状態をチェックして、ペーパータオルが湿っている場合は新しいものと交換してくださいね。
<カットしたものを保存する場合>
カットした梨は2日ほどしか持ちません。変色を防ぐために塩水やレモン水にくぐらせてから保存するのがおすすめです。
それから密閉できる袋や容器に入れて、冷蔵室の野菜室で保存しましょう。
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冷凍保存
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冷凍保存の場合、梨をくし形切りにして皮をむき、芯も取り除いておきます。
数個ずつラップでぴっちりと包んでから、冷凍可能なジッパー付き保存袋に入れて、冷凍室で凍らせましょう。
金属トレイなどの上に置くとスピーディに凍らせることができます。急速冷凍は食材の鮮度を落とさないためのポイントなので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
冷凍した梨は本来の食感には戻りませんが、常温で約15分ほどおくと半解凍状態になり、シャーベットのような味わいを楽しめます。さらに同程度の時間をおけば、とろりとしたコンポートのような食感になりますよ。
時間はあくまでも目安なので、暑い時期はもっと早く溶けることも。数分ずつ様子を見ながら解凍してくださいね。
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まとめ
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水分たっぷりの梨は、乾燥させないように注意して保存しましょう。すぐに食べないのであれば、冷蔵保存や冷凍保存をすれば長持ちします。
ポイントや注意点を踏まえて正しく保存して、おいしく梨を食べましょう。