ぶどうの保存方法

ぶどうは非常にデリケートな果物。常温に置いておくとすぐに傷んでしまうため、当店より届いたらすぐ冷蔵庫へ入れましょう。

保存のポイントは

洗わないこと！

皮の表面に付いている白い粉は「ブルーム（果粉）」と呼ばれるもので、水分の蒸発を防いで鮮度を保つ効果があります。このブルームを洗い流すと実が傷みやすくなってしまうので、ぶどうを冷蔵保存する場合はブルームを洗い流さないことが大切です。

ブルームは食べても安全

ブルームは農薬ではなく、ぶどうの実を守るために分泌された天然成分なので、安心して口にしてください。皮が黒や赤の品種にはポリフェノールが多く含まれます。抗酸化作用、眼精疲労の回復、動脈硬化の予防などが期待できるので、気にならなければ皮ごと食べることがおすすめです。

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冷蔵保存方法

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①ハサミで枝を2〜3mm程度残して実を切り離す
②保存容器に乾いたキッチンペーパーを敷き、実が重ならないように並べる
③蓋をして冷蔵庫の野菜室で保存する

【ポイント】
・食べる直前に洗うようにしましょう。
・房ごと保存すると実が潰れてしまうので、必ず一粒ずつ切り離すようにしましょう。
・枝を2〜3mm程度残して実を切り離すことで、果汁の流出を防ぐことができます。実を枝から引きちぎると果汁がにじみ出て、傷みやすくなってしまいます。
・キッチンペーパーは3日に1度取り替え、できる限り早く食べきるようにしましょう。

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冷凍保存

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①ハサミで枝を2〜3mm程度残して実を切り離す
②流水でサッと洗って水気を切り、乾いたキッチンペーパーで拭き取る
③冷凍用保存袋に重ならないように入れ、口を閉じる
④冷凍庫で保存する

【ポイント】
・召し上がる際は事前に解凍せず、皮をむいてシャーベットのようにお召し上がりください。
・おしり部分に流水を当てて爪で切れ目を入れると、つるんと皮がむけ、実と皮の間に隙間ができるので、生のぶどうよりも薄く皮をむくことができます。皮をむいたぶどうは常温に10分ほど置くと半解凍のシャーベット状に。外側はとろっとやわらかく、中はシャリッとした食感が楽しめる。

マスカットは大粒ぶどうと同様に1粒ずつ冷蔵庫で保存し、1週間以内に食べ切りましょう。マスカット特有のハリや香りを保つため、冷凍保存はおすすめしません。

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まとめ

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・冷蔵する場合、枝の部分をカットして、ぶどうを房から切り離して野菜室で保管する。日持ちは約１週間。

・冷凍する場合、よく洗い、ぶどうを房から切り離し、水分をよくとってから冷凍用保存袋に入れて冷凍庫に保管する。日持ちは約1ヶ月。